青汁づくり

青汁づくりはとてもシンプルです。まず、材料のケールを良く水洗いします。ケールは無農薬、露地栽培のものを使っています。

洗ったケールを、ミンチにかけます。ひき肉をつくる機械です。ジューサーやミキサーなどの高速回転のものと違って、低速回転のミンチだとビタミン類などが失われないと言われています。上部の投入口からケールを入れると、ミンチ状になったケールが出てきます。この機械は50年経った今も現役でがんばっています。これが壊れると、青汁づくりが出来なくなります。

ミンチ状になったケールをしぼり袋に入れてしぼります。しぼる機械は、お豆腐屋さんが使う圧搾機です。形は昔の五右衛門風呂のようです。重い蓋を閉めてスイッチを入れると底板が油圧であがってきて、ミンチ状のケールから青汁を絞り出します。このしぼり機も50年の現役です。

しぼり機から青汁が出てきました。青汁の出来上がりです。夏は、さらりとして青臭い苦み、秋はさっぱりとしたおいしさ、冬はとろりとした甘さ,春はさわやかな清々しさがあります。わかる人だけにわかる自然のおいしさです。